2025.03.22 10:13第53回RCC「行動療法」第53回RCC「行動療法」2025.03.16(日) 13:00~15:00講師:藤嶌悦子終えて:行動療法というテーマ、そして会場開催ということで今回はアイスブレイクを身体を使ったアクティブなゲームにしました。普段座って学ぶ機会が多いので参加者同士の距離が、近くなりとても新鮮でした。その後の講座の雰囲気も良いものになりました。講座では行動療法のこれまでの歩みを世代別に追いながら提唱者や元となった実験、各種技法を確認しました。後半のワークでは、本来不適応行動の改善を目的とした技法ですが、階層表を使用しシェイピング法を用い達成したいことや改善したい習慣を細分化し、達成しやすい目標から書き出してもらいました。普段忙しく向き合うことができないままになっていた自...
2025.02.22 02:47第52回RCC「こころを知る旅~防衛機制」第52回RCC「こころを知る旅~防衛機制」2025.02.8(土)13:00~15:00講師:合田恵美子終えて: 心のしくみである防衛機制に思いをはせることで、他者の真意だけでなく自分を客観的に理解する助けになります。今回の講座の中では、具体例を防衛機制の側面から分析する時間がありました。学んだばかりの参加者それぞれに分析の内容は少しずつ違うものでしたが、大切なのは防衛機制の名前を覚えることではなく、相手の心理を理解しようとする姿勢であり、参加者それぞれにとって真剣な取り組みの時間となりました。
2025.01.19 02:06第51回「こころを探る旅~心理学誕生の前後と無意識」第51回「こころを探る旅~心理学誕生の前後と無意識」2025.01.11(土)13:00~15:00講師:合田恵美子終えて: 一年の一番初めの講座であるということで、心理学が誕生する前後を、歴史的な流れや他の学問との関係などを振り返りながら概観をながめました。 後半は、無意識という概念をどのように捉えるのか、心を構造的に捉えることで実生活にどのように生かしていけるのかについてワークを取り入れながら自己理解を深める時間としました。 様々な心理学的な概念をどのように自分の生きやすさのために取り入れるのかは、それぞれの選択になります。柔軟に生きるための手がかりの一つとして例示できたのではないかと思います。 参加者からは、これまで学んだことはあるけれども、いま...
2024.12.15 01:42 第50回RCC 「よりよい関係づくりのためのアサーション②(実践)」第50回RCC 「よりよい関係づくりのためのアサーション②(実践)」2024.12.08(日)13:00~15:00講師:藤嶌悦子終えて:前回の講座に参加、不参加を問わず理解を進められるように前半は理論にも触れましたが、会場講座の利点を生かしワークに重点を置くことに留意しました。アサーションチェックシートを使用し、現在の御自身が3つのタイプのどこに当てはまるかを認識するワークや、考え方をアサーティブにする5つの考え方に答えた後グループ内でシェアをし、物事の認識やとらえ方が他者とは違う事等を実感していただきました。後半はDESC法と感謝とセットの断り方を紹介し職場関係、家族関係2つの事例に沿って二人一組でロールプレイ実践を体験しました。参加者の方からは、...
2024.11.17 07:19第49回RCC 「よりよい関係づくりのためのアサーション①(理論)」第49回RCC 「よりよい関係づくりのためのアサーション①(理論)」2024.11.4(月・祝)13:00~15:00講師:合田恵美子終えて:アサーションは人間関係の中でお互いの自立的な立場を尊重、推進することを目指すものです。個人の人間関係ストレスを軽減するだけでなく、集団の成熟のためには大切なスキルです。 今回は家族の関係構築について具体的なケースを一緒に考える機会となりました。家族だからこそ境界線が曖昧になってしまいがちなこともありますが、相互尊重の立場から、よりよい関係を模索するきっかけになりました。
2024.11.17 07:10第48回RCC 「「幸せになる勇気」より 子供の教育」第48回RCC 「「幸せになる勇気」より 子供の教育」2024.10.14(月・祝)13:00~15:00講師:太田紘志終えて:『幸せになる勇気の書籍を使い、アドラー心理学を学ぶシリーズで、今回は、子どもの教育について、アドラー心理学的視点を確認致しました。 また「自立」に向けたかかわりや「ほめない」「叱らない」その理由を共有し、「勇気づけ」のかかわりについての提言をいたしました。 抽象的な伝え方に、ご質問をいただきましたが、実際に対人支援の現場で活躍されているメンバーに、実例のシェアや補足をしていただき、より講座の内容を深めることができました。』
2024.09.10 21:39第47回RCC 「ウェルビーイング『こころの健康』を育てよう」第47回RCC 「ウェルビーイング『こころの健康』を育てよう」 2024.9.8(日)13:00~16:00 講師:大久保明子 終えて:ポジティブ心理学のPERMA理論に沿ってワークを行いました。各々がポジティブな感情、フロー(没頭)、良好な人間関係、人生の意味、達成感を意識し、グループで話し合う事で、お互いに影響し合い、それぞれが気づきを深められていたよう感じました。 今後も皆さんが、学びを通して「こころの健康」を育てて行けるよう期待しています。
2024.08.13 21:37第46回RCC 「自分らしく生きること~ゲシュタルト療法より~」 2024.8.10(土)13:00~15:00 テーマ:「自分らしく生きること~ゲシュタルト療法より~」 講師:藤嶌悦子 終えて:ルビンの壺、等の図を使い各人の見え方の違いやユニークな解釈の仕方があったりと、様々な思考に触れる事ができた。理論の後のボディーワークでは、自分の身体の声を感じて『今、ここ』の気づきを体験しました。エンプティチェアでは、未完了になってしまった家族への思いを対話させた参加者からは、心の中のもやが晴れスッキリする感覚を得られたと感想をもらい、短い時間ではあったが大変充実した講座になったと思います。
2024.08.04 07:19第45回RCC 「中高年のキャリア再構築~自分らしく生きるために~」2024.7.15(月・祝)13:00~15:00 テーマ:「中高年のキャリア再構築~自分らしく生きるために~」 講師:合田恵美子終えて:少子高齢化の日本の現状をふまえて、それぞれのキャリアについて考える機会となりました。参加者の多くが自分の人生を好奇心をもって進めていく姿勢を持っており、これまでのキャリアを整理し次へ生かすためのワークを通して、具体的な自己理解のきっかけとなったようです。
2024.07.03 21:49第44回RCC 「いつの時代にも通じる子育ての気づき、親の「無意識」が子どもに与える影響」2024.6.22(土)13:00~15:00テーマ:「いつの時代にも通じる子育ての気づき、親の「無意識」が子どもに与える影響」 講師:宍戸純子終えて:今回の講義は「就学前のお子さんを持つ、親御さんの子育ての悩みにお応えしたい」と言うことで準備を進めて来ました 。長年に渡り保育園で働く中で、色んな困ったお子さんに対応して来ましたが、いつも根底にあるのは 「どんなに幼くても、1人の人として人格を尊重する」 「大人にとって困ったことでも、肯定的な眼差しや声かけ」を意識するだけで、子どもは変わっていく事をお伝えしました。 ご参加いただいた皆さんからは、ご自身の仕事の中でも活かせる考え方だと捉えてくださったようです。 資料を作りながら、調べなおしたり...
2024.05.26 14:21第43回RCC「必要な情報を引き出す力~就労支援から~」2024.5.19(日)13:00~15:00テーマ:「必要な情報を引き出す力~就労支援から~」講師:三浦綾子終えて: 前半は生活困窮者自立支援法が制定された背景と、どういった人が「生活困窮者」と呼ばれるのかを説明させて頂きました。 「生活困窮者」という言葉は耳慣れない方も多かったのですが、講座を終えた時は「誰もがなり得る可能性がある、ひどく身近な存在である」との感想をいただきました。 後半は少人数のグループに分かれ、「決められた面談時間で、いかに人間関係を築き、支援に必要な情報を得るか」を話し合いました。 色々な立場からの意見は新鮮、かつ勉強になる意見も多く、有意義な時間だったのではないでしょうか。
2024.04.21 09:39第42回RCC「災害時の心理支援①」2024.4.20(土)13:00~15:00テーマ:「災害時の心理支援①」講師:合田恵美子終えて:震災が頻発する日本において、昨今現場での心理支援が強く求められるようになり、DPATの活躍もニュースで目にするようになりました。 今回の講座では、PFA(心理的応急処置)の概要についてお話しをし、その中でも、支援者として注意しなければいけないことと、ラポールの築き方を二つの例を挙げて参加者とともに考える機会としました。 また、セルフケアにも触れ、セルフチェックのための項目を挙げた上で、ストレスマネジメントの重要性を説きました。 参加者にとって、これまでの対応についての反省や振り返りをする場面もあり、今後の活動に生かせる内省の機会ともなったようでした。&n...